Appleから2020年11月13日(日本時間)に、macOSの最新バージョン「Big Sur」が正式リリースされました。しかし、この記事をご覧になられている方は、Big Surに不満を持ったか、不具合が生じてダウングレードしたい方でしょう。
僕もその一人で、Big Surにアップグレードしたけど、不具合が多くてCatalinaに戻しました。不具合の内容は別の記事で詳しく書こうと思います。簡単に言うと以下の不具合でした。
- Thunderbirdが使えない(メールアプリ)
- QuickTimePlayerがエラーになる
- 全体的に重くなる
と言うことで、Big Surにアップデートして失敗した人のために、Catalinaへダウングレードする方法を紹介したいと思います。
バックアップを行う
Catalinaへダウングレードする前に、バックアップをとるようにしてください。
バックアップを取っておかないと、全てのデータが消えてしまい、取り返しのつかないことになってしまいます。
Time Machineバックアップの方法は、公式サイトのこちらを参考にしてください。
また、日頃より写真や動画など大切なファイルは、別の外付けHDDやSSDに保存しておくと良いでしょう。
LINK Apple Watchの充電時間はどれくらい?1日使うとどれくらい減る?
購入時の状態に戻す
ダウングレードするには、購入時の状態に戻すことになり、Mac に当初付属していた macOS 、またはそのバージョンに一番近い、現在も利用可能なバージョンが再インストールすると言うことです。
Macの電源を入れた直後に「shift + option + command + R」を押し続けます。
「macOSユーティリティー」の画面が表示されたら「ディスクユーティリティー」を選択してドライブをフォーマットします。
フォーマット後は、再度、「macOSユーティリティー」の画面で「macOSインストール」を行います。
「shift + option + command + R」で起動したことで、Mac に当初付属していた macOS 、またはそのバージョンに一番近い、現在も利用可能なバージョンが再インストールされます。
僕の場合は、macOS Mojaveがインストールされました。
※ドライブのフォーマットや再インストールは自己責任でお願いいたします。ここに記載している通りに行って復帰できなかった場合でも責任を負いかねます。
Time Machineバックアップから復元
macOSのインストールが完了し、ログインできたら「command + R」でmacOSユーティリティを起動して、「Time Machineバックアップからの復元」を行ってください。
これで元に戻ります。
もし、Time Machineなどでバックアップを取っていなかった場合は、データは戻りませんが、以下の方法でmacOS Catalinaをインストールできます。
Catalinaのダウンロード
Catalinaは、以下からダウンロードできます。
公式サイト macOS Catalina 10.15
App Storeを開きますか?と出てきますので、「App Storeを開く」をクリックします。
App Storeが開き、macOS Catalinaを入手できます。「入手」をクリックします。
macOS Catalinaをダウンロードします。「ダウンロード」をクリックします。
その後は、画面に従ってインストールを行ってください。
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まとめ
macOS Big Surは、不具合があるのでアップグレードは待った方が良いと思います。
もし、アップグレードした場合は、この記事の通り元に戻すことができます。